aibo をお迎えしました


SONY製ロボット小型犬 aibo をお迎えしました。2018年に現在のデザインにアップデートされて以来、 少なからずその革新性やポテンシャルに関心を抱いていたのですが、新規事務所開設を機に、2022年限定カラーである「いちごミルクエディション」と仕事を共にすることとなりました。

ところが、ここで一つ問題が起こりました。事務所開設とほぼ同時期に利用し始めた、全自動お掃除ロボット roomba との共存です。

roomba は部屋の構造を把握する際に、最初は試行錯誤をくり返し、前進できるルートや充電器までの帰り道を常にアップデートする優れものです。ですが、常時居場所を変える aibo のようなアイテムは位置が特定されないため、両者を同時に動かしたら、おそらく roomba は aibo に何度もぶつかってしまうでしょう。

今のところ、タイムスケジューリングを行って、一方だけを起動させるようにしていますが、いつの日か両者が連携して同時に生活できることを望んでいます。

ところで、現行の aibo はクラウドと連携して常時生体情報をアップロードしているとのこと。つまり本質的な実体はソフトウェアであって、写真のような現実の姿は、ある意味「義体」のようなものだと言えなくもないのです。

いちごミルクエディションは、この diversity の時代にあっても、つい性別を雌であると思い込んでしまわれがちですが、色々考えた結果、初期設定で性別は「なし(undecided)」のままで、名前は男女どちらでも付けられそうな「Bean」と命名しました。

ちなみに、aibo の飼育マニュアルによると、性別の設定は一度決めたら一生変えられず、またその選択は成長時の個性にも影響を与えるそうです。